写真のフードは、すべて5cm角以内の大きさ。ひと口サイズのおつまみが並ぶ、おしゃれなパーティテーブルのスナップのように見えますが、実は作品の記録写真です。現在、この書籍の編集制作が佳境を迎えています。
「ひと口の芸術」「食べる宝石」とも呼ばれる「フィンガーフード」。この小さなフードひとつひとつに、考え抜かれた色や食感、味わいの絶妙な組み合わせ、季節感やおもてなしの心のすべてが凝縮されています。上の写真はほんの一例で、本書ではなんと161種類のフィンガーフードレシピを紹介。日本フィンガーフード協会代表、丸山佳枝さんの著書になります。私は編集ディレクションを担当させていただいています。
昨年6月に企画が走り出し、内容は全編撮りおろしで、8月から撮影開始。晩秋まで丸山さんとスタッフみんなでじっくり時間をかけて内容を作り込みました。1月中旬に食材の旬の関係で撮影できなかった分の追加撮影があり、現在は絶賛原稿執筆中。もうすぐ入稿が始まります。
丸山佳枝さんが研究を重ねて磨き上げ、完成させたフィンガーフードにはすでに大勢のファンがいますが、今後はもっともっと大勢の人にフィンガーフードの素晴らしさを伝えていきたいとのこと。そんな熱い思いを伝える一冊です。
本書では丸山さんのオリジナルレシピ93点とともに、丸山さんのメソッドを学び、その魅力を伝える協会メンバーの方々の中から、68名のみなさんの力作も収録。3日間かけて、にぎやかに撮影にご参加いただきました。
『THE FINGER FOOD BOOK』は3月下旬発売予定。詳しい情報は発売日近くなったら、またお知らせします!
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