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今年、いちばんうれしかったこと

2018年、どんな一年でしたか? 

今日は、今年いちばんうれしかったことを書いておこうと思います。


秋のある日、ある高明な著者の方の出版企画の編集を依頼され、尊敬する旧知のクリエイターの方に久しぶりに連絡をしました。この人がチームに参加してくださったら、さらに素敵な企画になるだろうと推薦し、著者の方と版元の担当の方に引き合わせる前にご挨拶がてら打診をしたのです。ご無沙汰していたし、初対面どうしの方々を引き合わせることになるので、ちょっと緊張する再会でした。精一杯の説明とお願いをすると、シンプルな言葉が返ってきました。「あなたが一緒についてくださるなら大丈夫だ。ぜひやらせてください」。


何十年も編集者をしているくせに、私はいつまでたってもビビりなところがあるので、尊敬する大先輩にそんなふうに言っていただけると、本当にうれしくてちょっと泣けました。同時に、とても身の引き締まる思いでした。一年の終わりのこんな季節に、いちばんうれしかったことを思い出して反芻すると、勇気が湧いてきます。来年も今まで以上にがんばっていこうと思うのです。

2018年を振り返ると、5月から10月ごろにかけては自分にとってちょっと特別な時間が流れた気がしています。新しい出会いや再会が立て続けに起こり、楽しい展開をたくさん連れてきてくれました。このサイトを作ったのも、そんな怒涛の日々のさなか。そのときに感じた思いは、こちらにちょっと書き留めてあります。


自分ではどうにも説明のつかない偶然の邂逅。あの人どうしているかなとふと思ったときに、ちょうどその人とご一緒したいプロジェクトの相談があって、もう何年も会っていなかったのに連絡してみたら、先方のタイミングもぴったり。それから、びっくりするような久しぶりの相手から連絡をもらって、話すうちに絶対今だったね、という絶妙のタイミングで一緒に新しいことを始める流れに。そんなことが頻繁に起きた春夏そして秋でした。


こういうことって、いったいどういうメカニズムで起こるのでしょうね。


2018年、私にとってはそんな一年でした。

もうすぐ新しい年が始まります。2019年も素敵な出会いや再会に満ちた時間を過ごせますように。どうぞよいお年をお迎えください!

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