新学期の憂鬱
- Atsuko Tamura
- 5月8日
- 読了時間: 2分
(2025年5月9日に配信したニュースレターをこちらにも掲載します)
こんばんは。エディターの田村です。

この季節になると思い出すのは、子どもの頃〜学生時代、新学期が苦手だったなぁということです。クラス替えがあり、新しい仲間に出会うということは、自己紹介がもれなくついてくるということ。これが途方もなく苦手な子だったのです。
みんながすごく話が上手で、誇れる特徴があるように思えて気後れし、自分の番が来ても、何を言っていいのかわからない。そのせいで、春休みがずっと憂鬱だったこともよく覚えています。
大人になって、「その場で思いついたことを話すのが苦手なら、スクリプトを作ればいいんだ。心配なら練習すればいいんだ」とわかってからは、苦手意識はそんなになくなりました。心配なのに、悩むだけで何もしなかったから、何十年も苦手なままだったんですね。
悩んでもいいけど、後ろ向きに悩むんじゃなくて、前向きに悩めばいいんだよ、必ず解決できるから。と、当時の自分に言えたらよかったな。
自分で自分のことをどうまとめていいのかよくわからない、という方々の悩みを、具体的な方法でサポートできるようになったのは、人見知りな子どもだったことも関係しているかもしれないな、と思うことがあります。
よく言いますよね。何の努力もなくもともと得意だったことを人に教えるのは意外と難しいけど、そうではなくそれなりに努力してできるようになったことは、上達や改善のステップを客観視できるので、人にもちゃんと伝えられると。
4月はちょっとお休みしていたワークショップを今月から再開したので、初めて出会う方とお話できる機会がまためぐってきました。今日が初日で、ここでも自己紹介のシーンがありますが、皆さんの自己紹介を聞きながら自分の番を待っている時に、ふとそんなことを思い出しました。
今は人見知りどころか、新しい出会いが楽しみでしかないのですが…。新しいプロジェクトも企画中ですので、近日ご案内できたらと思っています。
今週はちょっと短めですが、このへんで。
どうぞよい週末をお過ごしください!
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