緊急じゃないけど重要なこと

緊急事態宣言が延長されて、私の周辺だけでも媒体の休刊や広告の休止、店舗の営業自粛、イベントやレッスンの中止など、厳しい話が相次いでいます。ニュースを見てもネガティブな話が大半を占めていて、気持ちを明るく前向きに保つのにちょっと工夫をしなければならない日々が続きますね。


折しも1月末、予定されていた大きな仕事が一つキャンセルになってしまい、今月は比較的自由に使える時間が多い感じ。キャンセルにはちょっとがっくり来たけど、思い直しました。これはもしや「緊急じゃないけど重要な仕事」に時間をたっぷり使えるチャンス到来なのでは?



よく知られる、時間の使い方のマトリクスがありますね。自分の仕事(だけでなく人生に関わる活動)を、緊急度と重要度の高さで4つに分類したものです。すなわち「緊急で重要なこと」「緊急じゃないけど重要なこと」「緊急で重要じゃないこと」「緊急でも重要でもないこと」。そのうち「緊急じゃないけど重要なこと」にできるだけ多くの時間を割くべき。なぜなら、その仕事や活動がその後の人生を作っていくから、という話。


職業人として、目の前の締め切りや納品(緊急で重要な仕事)がたくさんあるのは幸せなことですが、それだけに時間を取られるのは、長い目で見ると実はちょっと危険。これからどうしていきたいのかとか、本当は何がしたいんだっけなどの本質的な問いを、考えたり実行したりすることが後回しになるから。


思えば私の30代40代はずっとそんな感じでした。ここ数年で、ようやくそのことに気がついたのです。ちょっと遅いかもしれないけど、いつも頭の隅に引っかかっていた、やろうと思っていたけど着手していないこと、いつか実現できたらいいなと思っていること、そこに踏み出すための実際的な第一歩。これに取り組み始めるだけで、前に進む元気が出るし、やるときはやるぜ自分!と思えるし、何よりモヤモヤがすっきりに変わるだろうなぁ。


緊急事態宣言が長引いたことから回り回って、予期せずできたちょっとした時間。2月は不要不急ならぬ「要不急」=緊急じゃないけど重要なこと、に取り組む強化月間にしようと決めました。