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2年前の快晴の日から

(2023年11月3日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


Photo/Aaron Burden

こんばんは。エディターの田村です。


文化の日は、一年で最も晴れの多い日だと聞いたことがあります。


今日も快晴の一日でしたが、2021年も確かそうでした。

2年前の今日は、新宿にある大学病院の病室にいました。やや大きめの病気が見つかって、手術をした翌日が文化の日だったのです(幸運にも早く発見できたので、今はなんともありません)。

まだ体に管がついた状態で、ベッドから起き上がれず、窓からずっと空を見ていました。

この年は厄介なことが立て続けに起こった年で、何かに試されてるなーという感じでした。コロナ禍でもあったし、自分の働き方を見直すチャンスだと思って、仕事のしくみを作り上げるため、試行錯誤していた時期でもあります。

入院でいったん中断しましたが、2022年初めから今の仕事の形にして、たくさんのよいお客様に恵まれ、しくみも軌道に乗りました。


このニュースレターもその年1月下旬からスタートし、1週も休まず今に至ります。

たいそうな決心をしたわけでもないのですが、仕事でもプライベートでも、思いついたこと、やりたいことは健康なうちにできるだけやろうと思い、スムーズに実行に移せるようになったのは、この入院と無関係ではないようです。

個別サポートの開始時にお客様に書いてもらう「スタートにあたって」というシートがあります。3年後、2年後、1年後、6ヶ月後、3ヶ月後、1ヶ月後の、ちょっと背伸びすれば届くと思える、楽しい未来を描写してもらいます。

ずっと見てきていますが、ここに書いたことは現実になる確率が高いです。2年後あたりに書いたことって、いい感じにストレッチの効いた目標になるのですが、実は2年もあれば、かなり大きな目標も現実にできるし、仮に人生観が変わるにしても、短すぎる時間ではありません。

「2年後の今日は、ビジネスのしくみもうまく回っていて、ずっと念願だったインテリアリフォームの工事中だよ」と、当時の自分に教えたいなと思いました。

2年前、何を希望していましたか? 今、そのことはどうなっていますか?

2年後、何を実現したいですか? そのためにこれから何を計画しましょうか?

この週末、ちょっと考えてみると、何か気づくことがあるかもしれません。

どうぞよい週末をお過ごしください!

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