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未来のための時間

(2024年2月9日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


こんばんは。エディターの田村です。

 


Photo/Felicia Buitenwerf

今月から新しく個別サポートをスタートしたクライアントの方が何人かいらっしゃるのですが、先日、その一人がこんなことをおっしゃっていました。

 

今の業務で見直したいことや、新しくチャレンジしたいことはいろいろある。でも目の前の大切な仕事にどんどん時間を取られて、どうしても先送りになってしまう。

 

どのくらい忙しいのかというと、繁忙期になると夕食もそこそこに夜中まで仕事、「当座の目標は、24時以降は仕事をしないようにすること」と言うんですね。ベテランで地位もある人なのに、健康が心配になるくらいの激務ぶりです。

 

充実した大好きな仕事と、収入のレベルは変えずに、なんとか時間の使い方を変えられないか。そんなお話になりました。

 

自分が動かないと仕事が回らない、というクリエイターは多いと思います。目の前の仕事をきっちりやることは、当然大切。でも、中長期的な視野で自分の仕事を見て、1年後とか3年後とか5年後の自分がもっと良くなっていくための作戦を考える時間も、なんとか作りたいものです。

 

仕事が充実しているのはいいことだけど、目の前のことだけで日々が過ぎていくのは、ちょっともったいないですよね。自分の未来を作るための時間を少しでも持ち、そこに向かって進んでいるという実感があると、エネルギーが湧いてもっと力を発揮できたりもします。

 

田村さんはどうやって未来のための時間を捻出しているんですか?と聞かれました。いやいや、私も時間の使い方は決して上手なわけじゃなくて、今も大きな課題なのですが、一つすごく役立った考え方がある、とお伝えしました。皆さんにもお伝えしますね。

 

自分がどのくらい働いているのか確認したくて、一年間ほど、一日の仕事時間を手帳に記録していたことがありました。

 

時間が可視化できるバーティカルの手帳を使っているので、そこに何時から何時までは〇〇の原稿、何時から何時までは企画書、何時から何時まではクライアントとのセッション…と、仕事をしながら細かく書き込むんですね。(本当は予実を書くといいそうですが、そこまでできなかったので「実」だけ)

 

月末になったら、何時間働いたのか集計するのですが、その際、クライアントに納品する制作仕事や打ち合わせ、つまり「現在業務」と、自分の未来の仕事の戦略やプラン、商品開発に使った時間、つまり「未来業務」を色分けして、その比率が何対何だったかを出していました。

 

最初の頃は、現在業務が95%で未来業務が5%とかだったのですが、先に未来業務の予定を入れてできるだけ守るようにしたら、徐々に比率が変わってきて、80:20、70:30、あるときは半々になったこともありました。

 

そうすると不思議なもので、先々の予定を立てやすくなったり、あまり駆け込みで慌てなくなったり、いろいろな意味で余裕が出て、良い効果がたくさんありました。

 

近年はその習慣を怠っているので、また現在業務に追いかけられる状況が頻発することもあります。ただ、この方法は長期にわたりとても効果的だった実感があるので、とてもおすすめです。私も反省して、またこの習慣を再開したいと思っています。

 

さて、そのクライアントの方とのセッションのラストに、来月までに必ずやる未来業務を1つ決めてくださいと言うと、即座に5つ挙げられました。軽やかに全部やり遂げてしまいそうな勢いでした。来月お話しするのがとても楽しみになりました。

 

世の中は月曜まで三連休ですね。休める人はしっかり休んで、ちょっと未来のことを考える時間を取れる人は、試しに取ってみるのもいいかもしれません。

 

どうぞ良い週末をお過ごしください!

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