デスクのキュートな相棒

思わず大人買いしてしまった最近のデスクのお気に入りです。手のひらサイズのカラフルなミニ辞典。別に回し者ではないのですが、これ、すごくいいですよ。

原稿を書くときに便利というよりも、この辞書読んだら楽しそうだな、と思ったのが10冊も買った理由です。1冊ごとに類語や言葉のつながり、情景や感情表現など、特化しているテーマがおもしろくて、実際読み飽きません。ちょっと時間が空いたときとか、夜寝る前とかに、ランダムに開いては楽しんでいます。あとこれ、表紙がずるいですよね。色を揃えて並べたくなってしまう心理を突いている。学研の「ことば選び」辞書シリーズ、まだほかのテーマも出ているので、興味のある方はぜひ見てみてください。


言葉の意味を調べたり確認したりするとき、最近は手軽なウェブ辞書でささっと済ませてしまっていたのですが、それだとお目当ての言葉の意味を確認して、疑問が解決したら即おしまい。スピーディに仕事に戻れていいといえばいいのですが、なんだかつまらないのも事実です。学生時代、辞書がぼろぼろになっていくとなんだかうれしかった記憶はありませんか。「めくり癖」みたいなものがついて、すっかり自分の手になじんだ辞書は、いつも頼りになるデスクの相棒でした。調べた言葉と同じページに載っている言葉の意味の記述を読んで「えっ、そうなのか!」と驚いたり、そこから全然違うことを思い出して調べ始めてしまったり。なかなか元に戻れなくて宿題が進まなかったなんてこともありましたが、その場で生まれた好奇心や遊び心をちょっと満たしてくれる、辞書の中のショートトリップは結構楽しかった。


検索してヒットした言葉の意味と、ページをめくって探し当てた言葉の意味は同じでも、そこにかけた短時間の質の違いで、記憶の残り方は少し違ってくるのかもしれません。もう学生ではないので年じゅう辞書を引くわけではないですが、せっかく何かを調べるなら、これからはその時間も楽しいほうがいいな。スマホほどの大きさのキュートな辞書たちが、デスクでのひとときの寄り道を楽しませてくれそうです。