目標でも抱負でもなく
- 1月9日
- 読了時間: 3分
(2026年1月9日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)
こんばんは。エディターの田村です。

今年の目標は?」「抱負は?」 新年によく聞かれる質問ですよね。
1月9日、そろそろ最後のチャンスかな、と思いつつ、正直に言うと、私はまだどちらも決めていません。
でも、「今年心がけたいこと」なら決めています。 それは「思い込みを外し、できるだけ広い可能性を見る」ということ。
これって、目標でしょうか? 抱負でしょうか? 気になって調べてみたら、一般的に、抱負の方が広い概念で、決意と行動計画の両方を含む言葉だそうです。なんとなく「目標」の方が具体的で達成可能なもの、「抱負」は「今年はもっと健康に…」みたいな漠然としたものと思っていたのですが、逆でした。
そう考えると、私が今年心がけたいと思っていることは、目標でも抱負でもない。強いて言えば「姿勢」や「あり方」に近いのかもしれません。
「思い込みを外し、できるだけ広い可能性を見る」
これを心がけようと思ったきっかけは、昨年の仕事を振り返ったときでした。うまくいったプロジェクトの多くが、実は最初に想定していた形とは違う展開になっていたのです。
「この場合はこれで」「当然こうでしょ」という枠を外してみたら、もっと良い方法が見つかった。クライアントとの対話の中で、予想外の方向に進んで、結果的により良いものができた。
一方で、成果がイマイチだったことを振り返ると、「こうでなければ」という思い込みに縛られていたことが多かったように思います。
だから今年は、意識的に選択肢を広く取って、意外な展開を面白がる。そんな一年にしたいなと。
仕事をしていると、経験を重ねるほど「型」ができてきます。それは強みでもある一方で、新しい可能性を狭めてしまうこともある。特に美意識や感性を大切にするクリエイターの仕事では、固定観念が知らず知らずのうちに視野を狭くしてしまうことがあるんですよね。
目標を立てることも、抱負を掲げることも、もちろん素晴らしいことです。でも、もしかしたら、目標や抱負以外の選択肢もあっていいのかもしれないな、と思いました。
「心がけ」という、もっと柔軟で、日々の中で意識し続けるもの。達成するものではなく、持ち続けるもの。
だいぶ遅くなったけれど、先週皆さんにもお渡しした「Bridge Sheet」に今週末、2026年にやりたい10のことや四半期の予定を書き込むのを楽しみが楽しみです。ここには、具体的な目標や計画を書くつもりです。
その土台には「思い込みを外し、可能性を広く見る」という姿勢を。これは書き込むものではなく、日々意識し続けるものなのかなと思っています。
新年だから、目標を決めなきゃ。抱負を掲げなきゃ。 そう思っている方もいらっしゃると思います。
でも、「目標」や「抱負」という言葉にこだわる必要はないのかもしれません。具体的な数値目標でも、大きな決意でも、日々の小さな心がけでも、きっと何でもいいのです。
自分にとって本当に必要なものは何か、自分なりの形で向き合えれば、必ず、望む場所に近づいていけるはず、と思います。
皆さんは、今年どんなふうに過ごしたいですか? 目標でも、抱負でも、心がけでも。 自分なりの答えを見つけられたらいいですね。
どうぞよい週末をお過ごしください!

