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誰の何をどうする?

  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

今でこそワークショップや講座を開催していますが、5年前の私は「自分に教えられるものなんてない」と本当に思っていました。

 

編集の仕事は長くやってきたけれど、何かを人に教えるなんて、講座やセミナーなんて、自分には無理だと。そもそも、「作る」ことが一番好きなので、それ以外に目を向けられていなかったのだと思います。

 

でも、お客様や仕事仲間との会話の中で、「それ、どうやって書くんですか?」 「作り方、教えてほしい」…自分にとっては当たり前でも、「この知識って実はニーズがあるのかも」という小さな気づきが積み重なっていた記憶があります。

 

ただ、すぐに講座をやろうとはやはり思わなかったんですよね。慎重だったのには苦手意識もありますが、もう一つ理由があります。

 

昨今、「誰でもセミナーができる」と言われ、それは一面事実でもあるのですが、その前に、その専門知識が「どんな人の、どんなニーズに、どう応えられるか」を、深く深く考えるのが肝。ここを曖昧にしたまま形にしても、喜んでもらえるものにはならないからです。


写真はリブコンテンツさんからお借りしました
写真はリブコンテンツさんからお借りしました

 

オーダーキッチンの会社リブコンテンツさんも、講座を作るのはとても慎重で、構想から実現まで7年かかっているそう。立ち上げのお手伝いをさせていただいた際、誰に届けるのか、その人たちが本当に困っていることは何か、どんな形なら、確実に価値を届けられるのか。ターゲットとニーズを丁寧に明確に言葉にしていく過程が不可欠でした。

 

25年の現場の知識と経験を、インテリアのプロに向けた講座という形に昇華させた「キッチンアカデミー」がスタートしたのは昨年5月。1期目を終え、経験豊富なインテリアのプロの方々から「こういう講座が欲しかった」という声をいただいているそうです。実践に即したカリキュラムの良さはもちろんですが、「誰の何をどうする?」をしっかり考え抜いたからこそ、喜ばれる講座になったのだと思います。

 

もし、こんなことがあるなら、それはあなたの「教えられること」かもしれません。

・よく聞かれることがある

・自分にとっては簡単だけど、他の人が苦労していることがある

・何度も説明していることがある

・周りの人が「それ、すごいですね」と驚くことがある

 

そして、それを誰かに伝える形にする時には、どんな人の、どんなニーズに応えられるのかを、じっくりじっくり考えてみてください。

 

それをクリアできれば、あなたの専門性は、きっと誰かの「これが欲しかった」になるはずです。

 

どうぞよい週末をお過ごしください!

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