14歳の時に聴いていた音楽
- Atsuko Tamura
- 5月1日
- 読了時間: 3分
更新日:5 日前
(2025年5月2日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)
こんばんは。エディターの田村です。
大人になってから仲良くなった人に、私がよくする質問があります。
「初めて買ったレコードは何ですか?」
「14歳の時に聴いていたのはどんな音楽? 誰のファンだった?」
「中高生の時に熱中して読んでいた雑誌は何?」

村上春樹さんがどこかに「人は14歳の時に聴いていた音楽を生涯忘れることはない」と書いていたのを読んでなるほどなと思い、そこに個人的興味であと3つ質問をくっつけて、そんなふうに聞くことが多いです。
初めて買ったレコード、好きな音楽やファン歴はその人の子供時代や青春時代の姿が垣間見えて微笑ましいし、雑誌の変遷を聞いていくと、その人の原点というか、好きなことの根っこがなんとなくわかって、とても楽しいんですよね。
先日、私がコーチング、姿勢改善トレーニング、ドラムをそれぞれ教えてもらっている先生と4人で飲む機会があったのですが、その時にふと思いついてこの質問をしたら、やっぱり面白い、三者三様の答え。B'z、尾崎豊、Mr. BIG、格闘技通信、Number、少年ジャンプと、少年時代のヒーローや好きな雑誌の話でひとしきり盛り上がりました。「俺たちの頃はレコードじゃなくて縦長のシングルCDでしたよ」と、さらっと言われましたが。
初めてお小遣いでレコードを買うのは、おそらく小学生時代。歌謡曲やJ-POP、アニメソングを挙げる人が多い中、小2でKISS、小3でQueen、小5でCyndi Lauperと答えた人たちもいて、なんだか渋い子供だったんだなぁと思ったり。
『鉄道ファン』『鉄道ジャーナル』を読んでいた小中学校時代を経て、『STUDIO VOICE』を愛読していた高校時代は地元のデパートのサイン会に行くほどの早見優ファン。その後、雑誌の取材で早見優さんを撮影した時には、目を合わせられなかった…これは、私の夫の話です。
50冊以上の著書を持つ料理研究家の友人の中高生時代の愛読書は『non-no』。ただし、ファッションページではなく巻末のお料理ページ。記事をきれいに切り抜いて貼りつけた、自分流のお料理ブックを見せてもらったことがあります。
『anan』のインテリア特集が高校・大学時代のバイブルで、そこで知った憧れの先生にお手紙を書き続け、本当にその人に師事して、インテリアスタイリストになった仕事仲間の友人もいます。素晴らしい話だな〜と今思い出しても感動します。
ティーンエイジャー、夢を追いかける時代に文字通り夢中になっていたもの、その固有名詞を挙げていくと、何か大切なことを思い出すかもしれません。今につながる何かが、必ずそこにあるからですね。
皆さんの答えはいかがですか?
ちなみに私は最初に買ったレコードが、フィンガー5の「恋のダイヤル6700」。
14歳頃によく聴いていたのは、やっぱりというか、サザンオールスターズ。
中高生時代に大好きで読んでいた雑誌は『mc Sister』と『Olive』。母が定期購読していた『暮しの手帖』も好きでした。
いや〜時代がわかるな〜笑
いつもより少しのんびりできそうな一週間。お友達や家族と、そんなリラックスした話でもしながら…
どうぞよい週末&ゴールデンウィークをお過ごしください!
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