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ケミストリーを起こす

(2022年5月20日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


こんにちは。エディターの田村です。

今週はどんな1週間でしたか?

先週から今週にかけて

久しぶりに撮影の仕事がありました。

新しいウェブサイトと教材、

プロモーション用の写真と映像の撮影。

複数のメディアに使用するビジュアルイメージを

スチールもムービーも一気に撮影するので、

準備するクライアントも

カメラマンも本当に大変です。

Photo/Micheile dot com

ご一緒したのは、

フランス菓子を教えている

パティシエの先生。

地方都市で小さな製菓学校を

運営されていたのですが、

コロナ禍の影響もあって

惜しまれながらいったんクローズし、

新しい展開方法を

模索していらしたところでした。

お菓子のプロも養成し、

卒業生が各地で活躍している

という実績のある方ですが、

再始動にあたっては

これまでと少し対象を変えた

レッスンやサービスも

作ってみたいとのこと。

プロジェクトをスタートして

早3ヶ月目ですが、

当初立てていただいた目標を

前倒しで次々クリア。

立てたスケジュール通りに

1年先の目標が叶いそうな

現実感がすでにあります。

その方のお話の中で

とても印象的だったのは、

「ケミストリー」という言葉です。

それは、粉と卵と砂糖とバターの組み合わせで

ケーキ、パイ、タルト、ビスケットと

さまざまに形と味わいとテクスチャーが

変わる生地のことでもあり、

出会った生徒さんたちと

作り出していく世界のことでもあり。

プロの作るお菓子は本当においしくて

食べると幸せな気分になるけど、

作り手にとっては一つ一つの工程が

緻密な真剣勝負の、ガチな世界。

甘いけど、甘くない世界。

そういう世界が好きな自分を

縁あって再始動にあたっての

応援団に任命していただけた

幸運と光栄を思いました。

ここにもきっちり、ケミストリーを

作り出していけたらと思っています。

4年ほど前、クリエイターの方向けの

このサポートの仕事を始めたとき、

誰かの役に立ちたいと思っても

指名されなかったら空回りだ、と思いました。

見つけてもらえなければ、何もなりません。

だからこそ、誰かが必要な誰かに

出会い、あるいは見つけてもらって

素敵なケミストリーを

起こすためのお手伝いを、

自分が提供できる形で

やれたらいいなと思うのです。

「日本のどこかに、私を待ってる人がいる」

(若い読者の方へ、1978年のヒット曲です・笑)

そう百恵ちゃんが歌った時代とは違って、

今はZoomもあるし、SNSもあるし。

「私を待ってる人」と出会える手段を

自分で作れる時代なのですから。

どうぞ良い週末をお過ごしください!

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