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考えたこともなかったけれど

(2025年11月21日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


こんばんは。エディターの田村です。

 

11月は3週連続で、ブランドコンセプトブックの作り方をお伝えするワークショップを開催しています。水木金の3クラスがあり、今日で全体の工程の2/3が終わりました。あとは個別のコンテンツプランをご相談しながら仕上げていく段階です。


Photo/Fauzan Ardhi
Photo/Fauzan Ardhi

 

座学的な内容もありますが、基本はその場で手を動かして考えたり書いたりしていただくワークショップ。今回は作業時間も多めに取っているので、その場でアイディアが生まれたり、疑問点を解決したりと、とても有意義に時間を使っていただけていると思います。

 

私は編集という作業が大好きでエディターになったわけですが、現場で仕事をしながら(締め切りに追われながら…)学んできたノウハウやコツを、誰かに伝えることは考えたこともありませんでした。

 

というか、「そんなこと知っても役に立つのかな?」という思いが先立って、プロフィールやサービスメニュー、LP、HP、広告の作り方は伝えられても、ブックの編集のやり方までは伝えられないんじゃないかとずっと思っていたのです。

 

でもよく考えたら、皆さんに編集者になってもらうわけではないんですよね。ブックを作る際の手順と勘所だけ伝えて、あとは担当編集者がついている、というスタンスでいい。そう思ったら気が楽になって、気軽に楽しくブック作りをしていただく方法が考えられました。

 

それが結構喜ばれたので、本当に良かったなと思っています。ブックという形態に愛情と憧れを持っている方が参加者に多かったことも、実に嬉しいことでした。

 

今週、私のメンターの一人と話していて、「田村さんはもっと自分のビジネスに『エディトリアル』という言葉を使った方がいい」というアドバイスを受けました。

 

確かに、私の仕事の本質は全て編集です。伝えたいことがある人のコンテンツを伝わりやすいように磨き上げ、公式にふさわしいショーケースに入れて、届けたい相手へ届けるサポートをする。それが編集=エディトリアルであり、私がやっていることの全てです。

 

でも、自分をエディターと名乗っているわりには、「制作」や「マーケティング」という言葉以上に「エディティング」という言葉を使ってこなかったことに、今さら気づきました。

 

なんだか目から鱗が落ちたような、一番近くにあったものに改めて気づいたような気がしました。やることが大きく変わるわけではないけれど、捉え方が変わってくる予感があります。良い示唆をいただいたので、このことは2026年の自分のテーマにしようと思い、大きくノートに書き込んだところです。

 

ブランドコンセプトブックのワークショップがとても好評だったことは、大きな勇気になりました。来年もまた開催したいと思っていますので、今回ご都合が合わなかった方もぜひご検討ください。春頃には第2回ができるかなと思っています。

 

自分一人で考えているより、誰かに自分を客観的に見てもらうと、やっぱり視点が変わりますね。オーダーを受けてブックを作るだけではなく、一緒に作る伴走も、やっぱり編集は楽しい。そんなふうに思った今週でした。

 

どうぞよい週末をお過ごしください!

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