青い海で泳ごう

(2022年7月1日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


こんばんは。エディターの田村です。

外に出るとまるでホットヨガの教室の気温。

まだ7月に入ったばかりなのに、

この暑さ、どうなるんでしょうね。


個別サポート業務が増えてきた最近は

クリエイターの皆さんの

お仕事への思いを聞いていると

あっという間に時間が経ってしまい、

1週間が本当に早いです。

サポートの初期の段階になりますが、

ご自身の個性の打ち出し方や

制作するメディアのコンセプトを

固めていく過程で、

立ち位置を明確にするために

ご希望や必要に応じて

「競合リサーチ」という作業を

していただくことがあります。

リサーチといっても、別に外に出て

聞き込みをしてくるわけではなく、

あるツールを使って一定の情報を調べ、

それについてのご自身の考えを

言語化していただくシンプルな作業です。

先日、数名のクリエイターの方に

これをやってもらったら、

精神的にやや辛い作業になってしまったようで、

「ここが全部競合になるんだと思ったら

自信がなくなってきた」

「不安になって手が止まってしまった」

「あまりモチベーションが上がらず、

途中で挫折してしまった」と言われました。

「競合リサーチ」と検索すると、

いろんなやり方や

フレームワークが出てきます。

どれも正しいと思いますが、

全部についてきっちり調べようと思ったら、

たぶん気が滅入ります。

また、調べる段階でも

並み居る同業の人々の仕事内容や経験を見て

この人たち全員、自分よりずっと

スキルやキャリアが上なんじゃないか、

こんな立派な会社と同じマーケットにいるのか…

と不安にもなるでしょう。

自分もやってみたときにアウェイ感や

落ち着かない感じを持ったので、

その気持ち、よくわかります。

「競合リサーチ」ってきっと

言葉の響きもよそよそしいんですよね。

そこで、ちょっとヒントをお伝えして、

あるポイントに沿って

項目を絞ってもらいました。

それから、競合とはいっても

実際に競い合うのではなく、

あくまで自分らしさを客観的に見直すため、

もっと言えば競わないようにするための

リサーチだと思ってください、と伝えました。

項目の絞り方には

ちょっとコツがあるのですが、

それを伝えると皆さん一気に目が輝いて

「面白そう、やってみます!」となります。

で、リサーチ後に話をすると、

なんだか安堵した、

これならがんばれると思った、

とおっしゃいます。

差別化・USP・ポジショニング。

わかったようなわからないような言葉だし、

なんとなくめんどくさそうで

ちょっと敬遠・素通りしがちですが、

実際はそんなに難しいことじゃないし、

一度やって腑に落ちると

なかなかの心の拠り所になります。

焦りや羨望や優越感や劣等感など、

邪魔な感情はいったん脇に置いて、

どこが違うのかを冷静に見て、

取り入れるといいなと思ったことは学んで、

自分にできないことはやらないと決める。

これをシンプルに正しく把握しておくと、

無駄な時間や感情を使わなくてすむので、

すごくおすすめです。

ライバルのたくさんいる

レッドオーシャンじゃなく、

自分だけのブルーオーシャンで

ゆったり気持ちよく泳げるようになる

きっかけになりますよ。

夏の間に一度は

海辺でビール飲みたいなぁ(独り言です)。

どうぞ良い週末をお過ごしください!