(2023年6月16日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)
こんばんは。エディターの田村です。
1ヶ月ほど前に 仲間に誘われて参加した コミュニケーションセミナーが ちょっと面白かったので、 今週はその話をしますね。

1960年代にアメリカの臨床心理学と 行動科学の専門家が開発した プロセスコミュニケーションモデル (PCM)のKEY TO MEセミナー というエントランスコースです。 NASAの宇宙飛行士の採用や 有名企業のリーダー研修でも 多くの実績のある講座だそうですが、 プライベートにも役立ち、 夫婦やカップルで受けるのも おすすめという内容。 私なりに簡単に説明してみると… 専門研究に基づく 6つのパーソナリティタイプがあり、 Thinker(理論派のリアリスト) Persister(義に厚い理想主義者) Harmonizer(調和を重んじる人情派) Imaginer(想像力豊かな内省の人) Rebel(楽しいこと大好き人間) Promoter(決断の早い行動派) 誰もがこの6つを全部持っているのですが、 そのバランスがそれぞれ違う。 そして、個人のパーソナリティの全貌を 6階建てのビルにたとえています。 事前課題として 1時間はかかる複雑な質問に 答える必要があるのですが、 当日会場に着くと、自分の席に その診断レポートが置いてあります。 これがその6階建てのビルで、 こんな色分けのグラフも配られます。

1階(一番下)に位置するパーソナリティが 幼少期に形成されるその人の「ベース」で、 それは終生変わりません。 また、下の階ほどその特徴が濃く表れます。 6階建てのビルには エレベーターがついていて、 現在、エレベーターが停まっている 階にあるパーソナリティが その人の「フェーズ」と言われ、 現在、最も優先したい 願望が表れるそうです。 (この「フェーズ」と 「ステージ」の考え方が とても興味深かったのですが、 話が長くなるので今回は省略します) 性格や価値観、話し方や 思考パターンはもちろん、 物事の受け止め方、 表情の作り方(顔のどの部分に シワが寄るかとか!)、 言いがちな言葉、 落ち込み方のパターンまでわかる。 まさにKEY TO ME、 自分の取扱説明書を 解説されている感じでした。 私が受けたのは エントランスコースですが、 講座にはまだまだ先があり、 相手を知るためのコースもあって、 大変奥深い世界のようです。 以前ちょっと書いたことのある (→こちらの記事) ウェルスダイナミクスや ストレングスファインダー、 エニアグラムとも また別のアプローチで、 仕事にも自己探求にも 役立つ内容でした。 とても人気がある講座で 9月まで予約がいっぱいだそうですが、 興味のある方はリンクを貼っておきますので、 調べてみてください。 PCM/6つのパーソナリティタイプ ところで、大企業の管理職の方などは こういう面白い研修を 普通に受けていたんですかね? 私は会社員時代、 全く研修なんてなかったので とてもうらやましいです。 どうぞ良い週末をお過ごしください!