(2023年7月28日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)
こんばんは。エディターの田村です。
先日、あるインターネットラジオの番組に
ゲストで出てほしいと言われて協力してきました。
以前も一度頼まれていたのですが、
即興で話すことへの苦手意識から
気が進まず断ったことがあり、2度目の依頼です。
今回はなぜか
「私の話なんて別に大した話じゃないし、
誰も聞いてないだろうし(←失礼)、
そんなに頑なにならなくてもまぁいっか」
と思えたので、参加してみました。
オンエアされたものを聞いてみたら、
最初の自己紹介こそ
緊張して噛んでましたが、
聞き手の方が上手なこともあり、
なんか意外と
調子こいて話してるんですよね。
自分は職業柄、聞き手になることが多く
話を聞かれる側になることは
ほぼありませんが、
正直、聞かれて話す側って
ちょっと気分いいな〜、
とさえ思ってしまいました。
私は、人前で話をするのが
昔から本当に苦手で、
編集者に時々回ってくる業務、
例えばトークショーのMCや
海外取材の歓迎パーティなどで
スピーチをしなければ
ならない時などは、
1週間くらい前から
食欲がなくなるほど緊張して、
当日は決死の覚悟で(←大げさ)
乗り切ってきました。
そしてぐったり疲れて、
もう二度とやりたくない…
と思うのでした。
もういい加減かなりいい歳で、
もっと図々しくなってもいいはずなのに、
そういうところだけ
自分でも気持ち悪いくらい
ナイーブなんですね。
前にも一度書いたことがありますが、
今やっているワークショップも、
ちゃんと話せるかな〜という不安が
最初の頃は相当にあり、
緊張してよく噛んでいたし、
自分が話している録画なんて
絶対に見たくありませんでした。
それでも継続は力なりで、
今は特に気にせず
客観的に見られるようになったし、
少しならアドリブも
できるようになってきました。
もちろん、今でも話すのは
全然得意ではありません。
でも、伝えたいことがあるから
そのためにやろうと思うし、
できるようになったのかな、
と思っています。
自分に意識が向いているうちはダメで、
この話が誰かの役に立つならと
相手にベクトルが向くと、
自分のことなんか
気にならなくなるもので
それが一番いい状態なのかもしれませんね。
今週は、プロフィール作成
ワークショップのDay 2でした。
一人ずつフィードバックをするので、
多くても1クラス5人が限度。
全員と話せるこの人数が
私にはとても合っています。
欠席の方がいたので今日の分を録画して、
それを先程見返していたとき、
自分の話しぶりとかは
意外とどうでもよくて、
聞いている皆さんの表情の方を
じっと見ていた自分がいました。
長年の苦手意識が少しずつ、
自分から離れていくのも感じた
嬉しい時間でした。
どうぞよい週末をお迎えください!
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