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役目を終えた手帳の活かし方

(2023年12月29日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


こんばんは。エディターの田村です。

 

今年最後のHappy Fridayです。仕事納めも済んで大掃除タイム、新年を迎える準備に忙しい……そんな金曜日でしょうか。

 

Photo/Anita Austvika

ところで皆さん、手帳を新しい年のものに切り替える際、古い手帳はどうしていますか?

 

なんとなく、しばらくとっておいて処分することが多いと思います。役目を終えた前年の手帳、ちょうど今の時期にこんな最後の活かし方がありますよ。

 

手帳の他に用意するものは、年末年始のどこかのタイミングの落ち着ける時間と、小さいノート。ノートは、13ページ分を使います。まず、2023年の1月から12月まで1ページずつとって、上に月名を書いてください。

 

次に、使い終わった手帳を1月から丹念に見ていくと、どんなことに取り組んでいたか、何を真剣にやっていたのか、思い出すと思います。

 

その月に自分ができたことをノートのその月のページに書けるだけ、挙げていきます。大きな達成も、小さな変化も、ささやかな実行も、表に現れ出た成果も、自分の気持ちの満足も、区別なく。

 

その時に注意するのは、決して「反省モード」にならないこと!これは、一人反省会ではありません。今年一年がんばった自分を具体的に(←これ大事)ほめて労う、一人祝賀慰労会です。

 

「ここまでしかできなかった」「予定通りにいかなかった」ではなくて、「ここまではできた」「予定を変更してこれができた」と、あくまでポジティブに。

 

おめでたくていいのです。なんでもポジティブに捉える芸風のお笑い芸人さんがいますが、あんな感じです。

 

この「反省禁止・できたことリスト」を12月まで書き終えたら、改めて読み返して、13ページ目に「この一年でできたこと」を言葉にしてみてください。

 

それを眺めながらもう一度、自分を思い切りほめましょう(お好きな方はシャンパンでも傾けながら)。こんなにたくさんのことができた、前進した一年だったなと。

 

人は意識しないと、できないことにばかり目が向く「反省モード」の生き物だそうです。だから、できたことを取り出して並べて、確認する作業が必要なんです。

 

今年の自分の足跡を来年の自分のパワーにする方法。ぜひ時間をとってやってみてください。

 

今年一年、お世話になりまして、誠にありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えください!

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