(2024年8月23日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)
こんばんは。エディターの田村です。
今週、あるクライアントの方と話していて、とても嬉しい報告を聞きました。
ワークショップにご参加いただいたことがきっかけで、1年半ほどおつきあいのあるHさん。ウェブサイトに掲載しているサービスメニュー表の見せ方に悩んでいらしたのですが、一緒にいろいろ研究して、Hさんの場合はこの載せ方がベストだね!という形を見つけたので、しばらくそれで試してみることになりました。
毎月セッションでお話ししているのですが、その後は別のご相談に移り、ウェブサイトに載せたサービスメニュー表の話はすっかり忘れていました。
Hさんが言うには、サービスメニュー表の掲載方法を変えて以来、一番高いサービスばかり売れるようになったのだそうです。しかも申し込んでくれるのは、初めてウェブサイトを見にきてくれた人。注文を受けきれないので、空きが出るまでお待ちいただいていると。
断られるかな?と思いつつ、「少しお待ちいただきますがどうされますか?」と聞くと、「あなたにお願いしたいので待ちます」と言われるんだそうです(ちなみにHさん、4月に意を決してサービス全体の値上げをしています)。
そして同業のお友達から「このページ見たら、そりゃこのサービスお願いしたくなるわ」と言われました、とも。
そんなちょっと出来過ぎのような素晴らしい成果、もちろんHさんの才能と努力の賜物ですが、自分が関わったことでちょっとしたケミストリーを起こせたんだなぁと嬉しくなりました。
クリエイターとエディターの共同作業で起こすケミストリー。出版編集者時代にもたくさんの嬉しい記憶がありますが、クライアントの方からふとしたときにお礼を言われたり、あのことでこんな良い結果になったんですよ、という話を聞いたりすると、今のサポートの仕事にもそれがたくさんあることに気づきます。
私はあるときまで、やや気恥ずかしさもあり、そういう話をこちらから尋ねることはしていなかったのですが、いざ聞いてみると、誰もが快く答えてくださることに感動しました。
皆さんもきっと、ご自身が関わったことによる、お客様とのケミストリーのエピソードをたくさんお持ちかと思います。一度機会を作ってお話を聞いてみると、気づくことがたくさんあるし、できればそれをまとめてみると、よいことがたくさん起こると思いますよ!
どうぞよい週末をお過ごしください!
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