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幸福度とルーティンの関係

(2024年8月30日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


こんばんは。エディターの田村です。


Photo/Daria Shevtsova

日々の暮らしの中で、ルーティン=習慣化できていることが多ければ多いほど、心が平和で幸福度が高い、という説があります。皆さんはどう思いますか?

 

ルーティンが多い=行動が仕組み化されている、ということだから、生産性が上がる、目標へ到達するのが早くなる、という論理なら、まあよく聞く話です。

 

でもそうではなくて、心の平和や幸福度との関係。

 

自戒をこめて言うのですが、(心を亡くすと書く)忙しさの渦中にあって、目の前の一大事に一日の時間と自分の意識の大半を取られてしまう、そんなときこそ、実は暮らしの中のさもないルーティンが、心の平静を保ってくれることがあります。

 

たとえ目の前の仕事で目が回るように忙しくても、ちょっとしたピンチの時や、失敗して落ち込んでいる時でも。

 

自分の心が喜ぶ、心が確かにそこにあると思えるルーティンを持ち、時間になったら気が乗っても乗らなくても淡々とそれをやると、乱れていた気持ちがほんの短時間でも、ふと穏やかになります。瞑想とかヨガとかランニングって、そのためにしている人が多いと聞きます。

 

ルーティンは一定期間、習慣にしようという意志を持って努力しないとルーティンにならないので、ルーティンを数多く持っている人は、その成功体験も多いということ。それが自信になり、それが心の平和や幸福度に関連しているということもあるかもしれません。

 

仕事のことでも、暮らしのことでもいいです。心が平和になり、幸福度を上げ、人生を豊かにするルーティン。あなたにとって、それは具体的にどんなことでしょう? 

 

1日、1週間、2週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年…それぞれについてこの週末、時間をとってリストアップしてみるのはどうでしょう。

 

そして、それをいつどんな頻度でやるのか、スケジュールに組み込むところまでいけたら、週明けの9月には、人生を前に進める新しいルーティンがいくつもスタートできるかもしれません。

 

雨が心配ですね。どうぞ気をつけて、よい週末をお過ごしください!

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