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陶芸家さんとちょうど1年

(2024年10月4日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


こんばんは。エディターの田村です。

 

広島県竹原市にお住まいの陶芸家、いわかわのりこさんとは、昨年9月、プロフィール作成ワークショップの動画クラスにご参加くださって知り合いました。



動画クラスご参加の方とは、課題提出用のプライベートグループで、チャットだけでやりとりをします。コミュニケーションが進むうちにだんだん親近感を持っていただけるのですが、3週間の課程を、顔を合わせないまま終えるわけです。

 

その後、ご希望の方とは1対1でお話しする機会を作ります。いわかわさんもご希望くださり、ちょうど1年前の今頃、初めて対面でお話をしました。

 

初対面にもかかわらず、お話が弾むことってあるものです。その場で、いわかわさんの今後のお仕事の方向性についての作戦会議と、ウェブサイトのリニューアルのご依頼をいただきました。

 

陶芸作家の方とのお仕事は、10年ほど前に波佐見焼の器ブランドのウェブサイトディレクションをやって以来です。器好きなのでとても嬉しく、張り切ってプロジェクトをスタートしました。

 

これまでのことや、これからどんなふうに活動していきたいかじっくり伺い、コンセプトとメッセージの軸を作り…というプロジェクトの初期の頃、同居されていた大好きなお父様が逝去されるという、悲しい出来事がありました。

 

しばらくお休みしましょう、とお伝えしましたが、「未来に向かう力になるから」と、大きな悲しみの中にありながらも、淡々と資料や文章を作成して、次々に送ってくださったいわかわさん。

 

それから約8ヶ月。初夏には東京からカメラマンを派遣して器や作陶風景、町並みの撮影をしてもらい、その後も作業が続いて、ようやく9月1日にウェブサイトがオープン。その日付は偶然にも、初めてワークショップにご参加いただいたのと同じでした。

 

新しいサイトには、器のオンラインショップもついています。深いブルーやモノトーンに彩られた、シンプルで飾り気がなく用途の広い、普段着のような頼れる器。使いやすい角皿をさっそく注文しました(久しぶりに器を買った!)。次に欲しいのは、軽くて持ちやすいと評判の「グランブルーの麺鉢」です。

 

広島県竹原市路地裏観光課長を務める看板猫の漱石くんは、有名な動物写真家・岩合光昭さんのTV番組や写真集の常連。看板犬のまつりちゃんとの写真集ページも作りました。これから写真が増えていくはずです。

 

ご本人の魅力がしっかり伝わるサイトになっているといいな。そして、さらなるご活躍に役立ててもらえていると嬉しいです。

陶工房風土のウェブサイト、よかったら覗いてみてください。

 

今週はお客様のご紹介をさせていただきました。

どうぞよい週末をお過ごしください!

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