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10年越しの壁紙

(2023年12月15日配信のニュースレターをこちらにも掲載します)


こんばんは。エディターの田村です。


先週の土曜日、少し残っていた工事が全て終わり、ようやく自宅兼事務所の新しい洗面室、トイレ、玄関、廊下のリフォームが完成しました。


ここ十年くらい、ずっとやりたいと思っていたことがようやく実現でき、ほっとしています。特に水回りがリフレッシュされると、本当に気分がすっきりしますね。

 

最終日には、設計とデザインをお願いした会社の担当デザイナーさんと社長、それから整理の苦手な私を見かねてお手伝いを申し出てくださったオーガナイズの専門家も同席され、拙宅のインテリアの今後について、いろいろアドバイスをいただきました。

 

私は現在、私的なSNSをほぼお休みしているので、拙宅の様子がそのお三方のインスタグラム投稿やストーリーズに上がっているのを見て楽しんでいる状況です。

 

その三人から何度も言われたのが「本当に好きなテイストが変わらず一貫していますね」ということ。言われてみてそうなのかな、と思う程度で、自分ではよくわかりません。

 

でも一度すごく気に入ったものはあまり嫌いにならないというか、わりとしつこく好きでいられる方かもしれません。


玄関とリビングに貼ってもらった大好きなニナ・キャンベルのストライプの壁紙も、十数年前に買って「いつか使おう」と大切に持っていたもの。

 

インテリアのトレンド記事を仕事でいろいろ書いてきたくせに自分が好きなインテリアはあまりトレンドとは関係ないんですね。

 

以前ロンドンのオフィスでインタビューさせていただいた憧れのニナさんが今、この壁紙を見たら「今の時代の気分じゃないわね」とおっしゃるかもしれませんが、たぶんこの先もずっと大好きだから、許してもらいましょう。


どうぞ良い週末をお過ごしください!

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